TVに作者の「コストヴァさん」が出ていた。
10年かけて書いた第一作である『ヒストリアン』がベストセラーで、33ヶ国で翻訳、映画にもなるという。
よく行く本屋に行ってみた。…無かった。
店員さんに本の事を聞いてみた。「話題になってるんだって?」「らしいですね。入れておきますね〜」
また行ってみると、平積みではなく、「お取り置き本」の棚にとってあった。
「もしかして、アレ、私の?」「そうですよ〜
」
買わざるを得ない…こんなに厚いし、しかも二巻だし…
最初の1/4まではちょっと読んでは閉じ、となかなかすすまない。
ルーマニアとかハンガリーとかイスタンブールだとか、ヨーロッパでもなじみが薄いしね。
なんとかネットで風景や遺跡を調べつつ、その世界にひきこまれていった。
物語は『ヒストリアン(歴史家)』が偶然にも手にした「ドラゴンの挿絵のある古い本」から始まる。
ヒストリアン故に興味を持ち調査を始めて、周りに起こる数々の事件。
そしてたどりつく『ヴラド・ツェペシュ』。かの有名なドラキュラだった。どうやらドラキュラは500年の歴史の中、『死なざる者』として存在しているらしい。
古い本はドラキュラからの招待状であった。
そして、この招待状は1冊ではなかった。失踪する恩師、父、母、三代にもわたる長い長い物語だった。
場面、時代があちこちに飛ぶので理解しながら読むのはたいへんだった。
二巻になると慣れてきて、ざっとページを流しながら、ここからここに飛ぶから…さきにこっちを読みましょう、といった具合に読みすすめた。
長い長い話の割に結末がすこし物足りない。もう少し娘と母のことが続いていっても良いのではないかと思った。だって、ドラキュラの血脈はどうなるの…それに…ドラキュラってわがまま!サスペンス・ファンタジーでした。
でもいつか、ブタペストやイスタンブールって行ってみたい。
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